山陽新聞朝刊の記事になりました

中心市街地の歴史的建造物の消失が進んでおります
2004年の市の基礎データをもとに、2010、2012、2013年に中心市街地の建築物調査をしました
伝建地区以外の歴史的建造物305棟があっという間に188棟になっています
特にこの一年に19棟が消失、跡地にはマンションが建ち、駐車場、更地になっております
このペースでいくと10年後には伝建地区以外では数えるほどの歴史的建造物しか残らない。
そのような景観になることが危惧される、この一年です。
保全のスピードが、壊れていくスピードに追い付かないのが現状です。
一方、調査の過程で、市の基礎データに乗っていない、戦前の建築物もあちこちに見受けられました。
このような、倉敷市中心市街地の現状を振り返り、倉敷町家トラストでは今年から来年かけて、中心市街地の悉皆調査(全棟調査)をいたします。
しっかり調査して、今後の倉敷の中心市街地の景観の在り方を考え、具体的なルールづくりの場を作り、保全活動を進めます。
ご協力よろしくお願いいたします。
ちゅう