倉敷代官所長屋門の格子
突然電話がかかってきた「倉敷代官所の門長屋の格子を取り外すが興味はないか、役立てってはくれないか」という電話でした
早速、倉敷代官所の門長屋が移築されていた倉敷市新田にある野田家に出かけた。
町家トラストで引き取ることになり、新たな行き先としてアーケードの取れた本通りの商店に取り付けられることになった。
この格子には1866年倉敷代官所襲撃時の生々しい歴史が刻まれている

取り外された格子

一番手前の格子にオランダ製ミニエー銃の銃弾が貫通した痕が残っている

貫通した弾痕痕

槍の痕らしい
150年近く前、慶応2年4月10日夜明け前の出来事である